今時こんな詐欺メールが・・・【続報】/【Follow up report】Have you ever seen this sought of mail?
記事をアップした後に起こったこと
昨年9月に『【速報】今時こんな詐欺メールが・・・<幸せは天から降ってこない>』という記事をアップしました。それから5か月足らずの間にずいぶんと反響がありました。
What happened after posting the article
Last September, I posted the article “【Prompt Letter】Have you ever seen this sought of mail?<Fortune never falls on you from heaven>”. During 5 months after this, I found a lot of feed backs for this article.
(English text continues to the latter half of the page)
ひとつには、記事に登場した「Michelle Smith」と名乗る人物から怪しいメールをもらったというもの。すでに当該記事の下のコメント欄にもいくつか書き込みを載せておきましたが、実際にはこれ以上の声が寄せられています。特にLinked inというSNSからつながったと思われるメールは“釣り”の文面がまったく一緒で、不特定多数に向けて大量に発信していることを思わせます。Linked inの事務局にはすでに連絡してありますが、どんなアクションが取られるのかは不明です。
またこの記事をアップした直後に、自分のメールアドレスに聞いたことのない名前の女性から数度にわたって「ディスカッションのために連絡してください」という連絡が入りました。このメールは放置しましたので、果たして「ナイジェリアの手紙」に関係のあるものだったのかどうかわかりませんので、フルネームはここでは明かしません。ただいわゆるトルコ系の名前で、イニシャルはSY、Googleで検索すると山ほど女性の画像が出てくるので、当地では一般的な名前なんでしょう。もしも同じようなメールを受け取った方がいればご連絡ください。
さらにもうひとつは、ナイジェリアに自分のBlogの読者が見つかったこと。自分のBlogは20か国以上に読者がいますが、ナイジェリアで閲覧履歴が見つかったのは後にも先にもこの時だけです。ひょっとして件のMichelle Smith君が見たのかな、とも思ったのですが、その後も彼の名前で様々な詐欺メールが依然として飛び交っていることを考えると、単に「ナイジェリアの手紙」というキーワードでナイジェリア国民の誰かが検索しただけかもしれません。
「Michelle Smith」はナイジェリア青年の“アバター”なのか
しかしこの“自称Michelle Smith”君はいつまでこの名前を使い続けるつもりなのか。どうせ偽名であればどんな名前でも使い放題のはずなのに、極東ですでにインチキが暴露されてしまっているにも関わらず同じ名前で詐欺メールを送り続けるのは、詐欺師としてのリスクコントロールに難があるとしか言えません。なにかこの名前に拘り続ける思い入れでもあるのだろうか。
「ナイジェリアの手紙」としては『国際ロマンス詐欺』が最近の日本のメディアを賑わせています。主に日本の中高年女性を狙って、Facebookを始めとするSNSを通して「友達申請」が届く。申請者はたとえば次のようなタイプ。
「自分は30歳のアメリカ人医師でアフガニスタン駐留米軍で働いている。毎日が戦争のような殺伐とした日々の中で、昔から憧れていた日本文化について発信していらっしゃる貴女のFacebookは私の救いです。これからも友達としてお付き合いしてください。」。
そして友達申請を承認すると彼との文通が続き、そのうちに彼から愛の告白、舞い上がったような気分の中で次に来るのがこんな調子のメール。
「人々が憎しみ合うこんな現場にはもう耐えられない。軍を除隊してアメリカに帰国し、残りの人生を貴女と暮らしたい。しかし途中で除隊するためには3万ドルの違約金を払わなければならない。自分は本国に十分な資産を持っているが、アメリカの銀行からアフガニスタンに振り込むことができない。日本からの送金は可能なので一時的に立て替えてもらえないか。貴女と新しい人生を送るためにぜひ協力してほしい。」(実際にニュースで見た文面通りですが、事実関係は間違いだらけです)
手の込んだことにこうしたメールの直後に「軍の上官」やら「米政府の代理人」やらと称する輩が“追い打ちの”メールを打ってきたりもします。それにしてもメールのやり取りだけで本人と会ったこともないのに、恋愛感情を抱いたり、さらには大金を払い込んだりするものなのか、と第三者は考えますが実際にこの詐欺は全国でその被害が報告されています。こんなことを言うと「ネガティブな先入観だ!」と糾弾されそうですが、自分の感覚としては、これまでに外国人との付き合いがなかった日本の中高年のご婦人方が拙い英語で外国の志高いエリートと意思疎通が図れてさらにロマンスに発展していくのに興奮して判断力を失っていく様を想像してしまいます。しかし何と言ってもこの詐欺のエッセンスは“成りきり芸”に尽きると思います。ナイジェリア人の青年がアメリカ人のエリート医師や将校に成りきって、日本のご婦人方の頭の中にハーレクインロマンスのような世界を展開させるところが成功の肝でしょう。
ここでもう一度、少し長くなりますがMichelle Smith君から届いたメールをあらためて読んでみましょう。下に拙訳文をそのまま引用します。
《おはようございます。
私のメールにお返事をいただき、まことにありがとうございます。このメールを受け取ったあなたと家族が健康でありますように。私たちはお互いのことをまだ知りませんが、人が互いを見知るには丸一日が必要です。私はあなたに合理的なビジネスを提案したいと考えています。どうか真剣に聞いてください。私が提案する取引は私たちに利益をもたらし、あなたもすぐにその重要性が理解できるでしょう。私はイギリスのロイズ・バンキング・グループの上席会計士です。私はこの会社で12年程度働き、今では銀行で重要なポジションを任されていると同時に、銀行に口座を持っていたロイヤル・ダッチ社の契約エンジニアのYuji Ieda氏の個人的な会計士も務めていました。
不幸なことにIeda氏は彼の家族と共に2008年の夏季休暇中にフランスで事故死しました。彼の魂が安らかであることを祈っています。彼は遺言書を残さずに亡くなり、日本大使館を通して彼の親族を探す努力が続きましたがいまだに成功していません。私は先週彼の資産があと21日で政府に没収されるという通告(es-cheat)を受け取りました。私はこの資産を取り戻すためにあなたに連絡したのです。なぜならあなたは私の顧客と同じ苗字を持っているからです。
この請求は英国法に何ら抵触することなく、我々がお互いに協力すれば成功は間違いありません。同じ苗字を持つあなたが親族の一人であると私が保証したうえで請求を行えば、彼の口座を移管することができます。私は宗教心に溢れた人間で嘘をつくことができませんし、あなたも同様だと信じています。もしも興味がおありでしたら今後の段取りをお知らせします。時間は迫っていますので、あなたからの応答をいただき次第アクションを起こします。預かっている資産は£14,358,650(家田注;約21億円)に上り、お互いの取り分は50:50で行きましょう、十分にフェアな条件だと考えます。あなたから返信を受け取り次第この取引に必要な情報をすべてお送りしますし、あなたからの協力を得られるものと信じております。100%の成功を図るためにも、この提案は緊急に秘密裡のうちに取り扱うべきと考えます。
もし興味がなければこのメッセージは捨て置いてください。あなたに同様のメールが届くことは二度とありません。
神のご加護がありますように、最大の親愛を込めて
Michelle Smith》
今回は実際に届いた英語のメールテキストを一言一句残さずに訳してみました。あらためて読み込んでみると、実に多くの突っ込みどころがあることに気づきます。いくつかの特徴を挙げると、
① 詐欺メールに特有のテクニックは随所に散りばめられている
② イギリスの育ちのいいビジネスエリートとしての振舞い、言葉遣いを心がけようとしているが、まったく身についていないのが明白
③ 結果として、トータルとしてみればテキスト全体のトーンが破綻している
たとえば文中で青い文字に変換した部分を見ると、
「このメールを受け取ったあなたと家族が健康でありますように」
「彼の魂が安らかであることを祈っています」
-恐らくはイギリス上流階級の振舞いを気取ったものなのでしょうが、ビジネスメールとしては唐突で奇異な記述
「ロイズ・バンキング・グループ」
「ロイヤル・ダッチ社」
-この2社はイギリス法人として実在しています。ここはしっかりとHPまで調べたのか。
「個人的な会計士も務めて」
-バンカーが自行に口座を持っている顧客の会計士を副業で務めるなんてことはあり得ません。ここら辺でぼろが出ています。
「es-cheat」
-政府からの財産没収通告を表す単語は「escheat」です。ハイフンは入りません。使い慣れない単語を使うとこのような単純なミスを犯します。
「この請求は英国法に何ら抵触することなく」
「私は宗教心に溢れた人間で嘘をつくことができません」
-政府から資産を騙し取ろうという提案をしているのに、これはないでしょう。
「時間は迫っています」
「約21億円」
-これは詐欺メールに特有のテクニック。時間を限って相手に深く考えさせないことと、いかにもあり得るような法外ではない程度の利得をチラつかせること。
「もし興味がなければこのメッセージは捨て置いてください」
-詐欺を働きかけるのならば最後まで自信をもって大言壮語すべき。こんな弱気なスタンスを見せれば、「実は詐欺なんです」と白状しているようなもの。しかしこの弱気のスタンスにこそ、Michelle Smith君の本質が表れているように思えます。
彼の本名はまったくわかりませんが、自称Michelle Smith君は恐らくナイジェリアの若者でしょう。IT知識を持ち、そこそこの教育も受けているのに、国内の厳しい雇用状況の中で真っ当な職につけずに、こんな底の浅い詐欺メールを首都ラゴスのネットカフェから日本中に送り付ける日常を送っている姿が思い浮かびます。ちなみに「Michelle」という名前は日本語の発音だと「ミッシェル」になり本来は女性の名前です(男の場合は「Michael(マイケル)」と呼びます、どちらも大天使ミカエルに由来します)。しかし送られたメールの文面はどう読んでも男の文章にしか見えません。もちろん男であっても70年代に一世を風靡したフランスの歌手「ミッシェル・ポルナレフ」のように「ミッシェル」を名乗る人物もいるので、彼もそれを気取っているのか、あるいは単にこの名前の男女差を知らないだけなのか。
恐らく自称Michelle Smith君は若い男性でしょう。そして彼の行動原理は詐欺メールを仕掛けて金を儲けることよりも、一種のコスプレ感覚、すなわち自分が憧れる欧州の上流階級出身のスマートなビジネスエリートに成り切ることにあったのではないかとも想像します。たとえ彼がナイジェリアで名もないただの失業者であっても、こうした詐欺メールを作文して日本に送り付けている間は、束の間、欧州の中心地で高給を享受して優雅な暮らしを謳歌する憧れの存在になった自分を感じることができるのではないか。
しかしMichelle Smith君、君のやっていることはすでに極東の島国ではバレバレだよ。こんな程度の低いストーリー設定と作文力では、まだまだこの詐欺メールで一攫千金を狙うのは無理。ネットカフェの使用料もタダではないだろうから後ろ向きの生活プランは諦めて、一日でも早く真っ当な職を見つけられるように極東のおじさんは願っています。
What happened after posting the article
Last September, I posted the article “【Prompt Letter】Have you ever seen this sought of mail?<Fortune never falls on you from heaven>”. During 5 months after this, I found a lot of feed backs for this article.
Firstly I received many comments from those who received same male from “Michelle Smith”. I posted some of those comments on the section below the article, but more comments are coming to the article. Especially “fishing” text is all the same for mails through Linked In. The sender likely send so many mails to Japanese people. I already informed Linked In about this.
Secondly I received mail several times from the woman I never know. She wrote “Hi Mr. Ieda, give me a mail for discussion.” I didn’t take action for these mails, so I am not sure if this is related to “Nigerian letter”. Although I don’t disclose her full name, initial is SY, the name looks something from Turkish. Please give me feedback, if anybody receive this kind of mail.
Lastly, I found a subscriber of my Blog right after posting the article. This Blog has subscribers in more than 20 countries, but this was the first time to have it in Nigeria. I once thought it might be “Michelle Smith”. However he still keeps sending same mails even after that. Maybe the keyword of “Nigerian letter” might have been hit to somebody among Nigerian nationals.
Is “Michelle Smith” an avatar for a Nigerian young man?
How far on the earth is this “Self-styled Michelle Smith” using this name? He can use any other names after his deception is revealed in Far Eastern island. His risk control as con man should have a problem. Or does he have any reason to stick to this name?
In recent Japan “International Romance Fraud” is evoking Media. Although it sounds a bit weird English word, it was named by Japanese Mass Media. One day Japanese middle and old women receive “Friend request” through SNS like Facebook. The request is something like followings;
“I am 30 years old American medical doctor. I’m working at US Army camp in Afghanistan at moment. In savage days in Army life, your Facebook which contains the flavor of Japanese culture I had longed for is my relief. Please add me as your new friend.”
Women accept Friend request and start correspondence with him. Soon he proposes the declaration of love. And then women receive the mail like this in the cloud nine;
“People are hating and fighting each other in my site. I can’t imagine any other choice except going back to US to live rest of the life with you. However I need to pay $30,000 for the breach of the contract. I own enough asset in homeland. But American banks cannot transfer money to banks in Afghanistan. I assume Japanese banks can send money to this country. I expect your support for wonderful lives of you and me.” (This is real mail text I saw in the TV news, but events are all fakes.)
What elaborate is women receive mails from “his military superior” or “Agent of US Government” to urge money transfer. You would wonder who would fall in love with the guy whom they have never met as paying big amount of money. However not small number of damage cases are reported in this scheme. I can’t help imagining Japanese middle and old aged women who understand a little English and had never committed love affair with American Elite are losing their judgements in the mood of seventh heaven. And I guess the most essential skill of this fraud scheme is “impersonator” how Nigerian young people pretend to be an American elite doctor or commissioned officer to evoke the romantic world like Harlequin Romance in women’s brain.
Then let’s read through his mail once more. Followings is the mail I received last year.
《Good Morning,
Thanks so much for being able to response to my Email, I hope may this Email find you and your family in good health. I know we are unfamiliar with each other but it takes a day for people to know each other. I will like to propose a legitimate business to you and please take this seriously. I am proposing a deal that will make us richer and you are very important to this deal as you will find out. i am a Senior Accountant with Lloyds Banking Group (LBG) UK. I have worked here for a little more than 12 years now in vital position to my bank and I was the personal accountant to one Engineer.(Yuji Ieda) a foreign contractor with Royal Dutch plc who has an investment account with my bank.
Unfortunately, my client died along with his nuclear family at France while on sabbatical in the summer of 2008, may their soul rest in peace. He died without leaving a will. Several efforts were made to find his extended family through your embassy without success. I received a notice last week to provide the next of kin of been his accountant or the account risk been transferred to the government (es-cheat) in 21 days time. I am contacting you to assist me in repatriating the funds left behind by my late client since you both share the same last name.
This claim will be executed without breaching any UK laws and success is guaranteed if we cooperation on this. The bank will release the account to you because of your last name and my recommendation of you as the next of kin. I am a very religious person and I cannot lie and i expect the same from you. If interested i will tell you what to do as time goes on, when I get your response. The amount involved is 14,358,650.00 (GBP) I propose we share the proceeds 50:50, I think this is fair. I will give you all the necessary information about this deal when I get your response.I anticipate your cooperation. Treat this proposal with utmost confidentially and urgency for a 100% success.
If you are not interested please kindly delete this message and you will never hear from me again.
God bless you.
Warmest Regards,
Michelle Smith》
You might have found so many blemish points in this mail. The most characteristics of the mail are;
1. Specific techniques are mixed in contexts
2. Although he might be trying to copy typical language and tact of business elite from English upper class, it looks nothing but fake
3. In consequence, the tone of whole contexts is collapsed
Let’s see parts described in blue letters;
“I hope may this Email find you and your family in good health”
“may their soul rest in peace”
-He may have tried to speak like English upper class. But it looks just weird as business mail.
“Lloyds Banking Group”, “Royal Dutch Plc”
-Descriptions of these 2 firms are correct. He must have confirmed in web sites.
“I was the personal accountant to one Engineer”
-It must not be possible that a Banker at Lloyds Banking Group works as private part time job for the client who has an account at same bank. Lack of preparation is obvious.
“es-cheat”
-The correct spelling is “escheat”, no hyphen. It is quite clear that he is not used to the word like this.
“This claim will be executed without breaching any UK laws”
“I am a very religious person and I cannot lie”
-Hey, hey, you are proposing to cheat asset from the Government!
“in 21 days time”, “14,358,650.00 (GBP)”
-These are specific techniques of fraud mail. It forces the target considering very little in limited time and flashes the benefit which is not outrageous and conceivable amount.
“If you are not interested please kindly delete this message”
-Con man should stay positive and bragging until the end. Such a faint-hearted statement looks like confessing “this is actually a cheat”. However I feel this statement represents the essence of “Michelle Smith”.
Although I have no idea what his real name is, he should be a young man in Nigeria. He has IT knowledge and so-so good education, but he can’t find a job in severe employment condition. I imagine he goes to Net Cafe in Lagos everyday to send fraud mails to Japanese people. Incidentally “Michelle” is a name for lady (name for men is “Michael”). But his sentence is clearly that of men. Off course some men name themselves “Michelle” like Michel Polnareff. Is he also learned these cases, or he didn’t know how to distinguish man and woman names.
Probably “self-styled Michelle Smith” is a young guy in Nigeria. It seems like his substantial action motive is not pure money making desire through fraud, but a sense of Cosplay, namely he wanted to pretend to be European smart business elite from upper class which he had longed for. Even though he is nothing more than Nigerian unemployment, he can dream himself as being a young rich business man in Europe.
However…… Mr. “self-styled Michelle Smith”, your fraud purpose is already obvious in Far Eastern island. Such a low level story telling and composition is hopeless to get you big and quick money. I guess Net Café in Lagos is not free to use, I recommend you to give up unrealistic life plan and seek legitimate job as soon as possible.
突然のメッセージ、失礼します。
実は私宛に何度も電話を掛けてきた後、同じようなメッセージが送り付けられてきました。
既に悪用されている可能性がある本人宛に連絡済みですが、
この程度で騙せると思ってるところが浅はかですね。。。
以下、原文のまま
私は非常に重要な目的と理由であなたに連絡しました。
ご連絡を差し上げた理由をご説明できるよう、しばらくお待ちください。
私の名前はアメリカのシカゴ出身のボブ・ブラウンです
私はあなたにとって非常に重要な情報を持っています。
あなたが落ち着いて私と協力してくれるなら、それはあなたに多くの利益をもたらすでしょう。
上は私のワークカードです。
私は不審者ではありません。
CIOの方から直接情報をいただくような機会がないため不審でしかないですが。。
あなたの気持ちを理解しています。
パニックする必要はありません。これはまれな機会です。
もしかしてヘッドハントですか?
ヘッドハントではありません。
わかりやすく説明していきます!
それは実際にはビジネス提案です。それについて詳しく説明します。
私たちのデータベースシステムを通じてインテリジェントな検索が行われた後、連絡を差し上げました。あなたの名前がこの提案の適格な候補者として登録され、実行されました。
それが私が具体的にあなたに連絡した理由です。
このメッセージ/手紙の内容を秘密に保ち、またこれから読んで理解する情報の完全性を尊重して、あなたの理解を最大限に尊重してください。 私はあなたに非公開で連絡したので、誰もこの通信に気づいていないので、ここで私があなたと通信しなければならない理由はここにあります。
私は私の銀行に投資口座を持っているロイヤル・ダッチとの外国の請負業者(後期の松井大輔氏)の個人会計士です。 彼はあなたと同じ姓を共有しています。 残念ながら、私のクライアントは、2013年の夏の休暇休暇中に、フランスの核家族と共に亡くなりました。 彼は遺言を残さずに亡くなりました。 大使館を通じて彼の大家族を見つけるために行われたいくつかの努力は失敗に終わった
先週、私の銀行の総本部から、亡くなったクライアントの松井大輔氏に個人会計士として近親者を提供する通知が届きました。 私のクライアントに同類の提供を怠ると、21日後に政府(Escheat)に資金が送金されるリスクがあります。 私はあなたが彼と同じ姓を共有しているときに私の亡くなったクライアントによって残された資金を本国送還するのを手伝うためにあなたに連絡しています。 この主張は米国の法律に違反することなく実行され、これに協力すれば成功が保証されます。 銀行は、家族の一員としての預金に次ぐ親族としてのあなたの私の推薦のためにあなたに口座を解放します
アメリカのシカゴにある私の銀行本部は、指定された銀行口座への送金が反映された直後に、あなたの要求に応じて公式の宣言証明書と法的バックアップを銀行に直接発行します。
ノーザントラストバンクへの承認書を正式に処理し、銀行口座を一般的な暗号通貨取引所にリンクするように指示することができます。 このプロセスは合法ですが、ここシカゴの法務弁護士の助けを借りて文書化する必要があります。これは非常に可能です。 私はあなたが暗号通貨が何であるか理解しているのを知っていますか? ここシカゴではそれは合法であり、法律によって承認されています。
私は理解している人で、あなたにも同じことを期待しています。 含まれる金額は、9,649,400ポンド(9百万6千4千4千英ポンド)です。 収益を50/50で共有することを提案します。これは公平だと思います。 返信がありましたら、この取引/請求に関する必要な情報をすべて提供します。 あなたは私の亡くなったクライアントと同じ姓/名を持っているので、私を支援するためにあなたに連絡しています。 どうぞよろしくお願いいたします。 この提案を最大限の機密性と緊急性をもって100%成功に導きます。私があなたに与えた信頼を過度に利用しないでください。
エグゼクティブディレクターとしての私の立場は、この取引の成功を保証します。 あなたが私と一緒に働くことができるとあなたが思うなら、私はあなたにその効果を示すようにお願いします。 繰り返しになりますが、最大限の機密性を守り、この取引が私たち2人にとって利益になることを確信してください。 迅速な対応を心よりお待ちしております。
これは私があなたと共有したい簡単な情報です。
よく読んで返信してください。
この提案を成功させるため、皆様のご協力とご協力をお願いいたします。
ご返信お待ちしております。
答えはNOです。
そもそも日本には「漢字」が存在し、私は「松井」ではありません。
日本語訳がGoogle翻訳の可能性があり、日本語がおかしい部分が多々あるので、信用するには厳しいです。
更に全く知らない方からいきなりお金をもらう事も怪しすぎるので、他の松井さんに当たって下さい。
被害者が出ないよう、本人であれば、特に問題はないと思いますが、念のためこの内容をBob Browne本人へ連携しておきます。
まつい様、
これは貴重なご報告をありがとうございます。私のところにも送られてきた英文のメールをそのまま機械翻訳した文面ですね。実に懲りない連中だと思います。
ちなみにまつい様はLinkedInに登録されていますか?こちらに報告されてきた詐欺メールの受信者の多くが、LinkedInから個人情報を読み取られてメールを送られているようです。下の二つの記事にまとめてありますので、ご興味があればご一読ください。
家田 満
http://edamann.net/2019/03/26/%ef%bc%9c%e3%81%be%e3%81%9f%e6%9d%a5%e3%81%9f%e3%81%9e%e3%80%81%e3%83%8a%e3%82%a4%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%81%ae%e6%89%8b%e7%b4%99%ef%bc%81%ef%bc%9e%e4%bb%8a%e5%ba%a6%e3%81%afdr-belinda/
http://edamann.net/2019/04/05/sns%e3%80%8clinked-in%e3%80%8d%e3%81%8c%e8%a9%90%e6%ac%ba%e5%b8%ab%e3%81%ae%e5%b7%a3%e7%aa%9f%e3%81%ab%ef%bc%9flinked-in-has-become-the-den-of-conmen/
家田様
松居と申します。
返信いただきありがとうございます。
私の場合は、上記日本語の状態でSkypeで送られてきました。
LinkedInには登録していないので不明ですが文面はほぼ同じ物ですね。
Bob Browne本人にも情報が悪用されている旨メールで連絡済みですが、
これ以上被害者がでない事を祈るばかりですね。
すみません、その本人の連絡先を教えて貰えますか?
ホンマ・ケイジ様、
コメントを寄せていただきありがとうございます。ただ、さすがに当ブログに応答してくださった方の個人情報を教えるわけにはいきません。もしも火急の要件がある場合には具体的にご説明いただければ、伝言をお伝えするくらいはできるかもしれません。
家田満